前回まで三種類の「屋根材」をご紹介しましたが、最後はやはり根強い人気の「瓦」です。
分類としては粘土系の「屋根材」で和瓦や洋瓦があります。粘土を焼いて形成された瓦の屋根材は、古くから日本家屋の屋根として使われ実績のある屋根材です。
断熱性や遮音性に優れ本体自体は半永久的に使うことのできる素材です。
しかし、近年粘土系の屋根材は重量面などから耐震性が低く家屋自体の耐久力がないと震災などで倒壊する恐れがあり屋根の軽量化などが見直されているのも事実です。
主な種類としては釉薬瓦(ゆうやくがわら)と無釉瓦(むゆうがわら)があります。