最近では1LDK間取りの人気が高まってきています。
1LDKの需要はもともと少なからずあったのですが、築10年を超える物件についてはファミリー向けの2K・2DK間取りの供給が多く、
1LDK間取り自体を目にする機会が少なかったのです。
1LDKの間取りを持つマンションが増えた理由として、既存のファミリー向け間取りの2DKや2LDKの物件を大規模な改装をして、
いわゆるリノベーションを行って間取りを変更したこともあげられます。
そういった物件は築年数の古い物件が大部分を占めていて近年の広いリビングを持つ1LDK志向に合わせるのと同時に
時代遅れになった室内設備や老朽化した内装をリフォームする際に間取りを変更する場合が多いのです。
入居者にとっても設備が新しい新築や築浅の1LDK物件は家賃が高額になり借りにくいのですが、
古い物件をリノベーションした1LDKタイプは建物や共用部こそ古いですが室内は新築同様で家賃は安く収まる場合があります。
今後もマンションに限らずアパートなどでも2DKを改造した1LDK間取りの物件は増えてくるものと思われます。
1LDKはワンルーム・1Kの間取りと違って、1人・2人入居どちらも対応可能なため、一人暮らしから二人暮らしへと
いった急なライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる理由から結婚や同棲を考えるカップルに人気を集めています。
寝室とリビングが分かれているので空間にメリハリを付けやすく、ちょっと贅沢な一人暮らしをしたい方にも人気です。
※入居人数の変更があった際は物件の管理会社に入居人数の変更届が必要となりますよ