今回は「断熱材」を比較する際のポイントをお話しさせて頂きます。
まず性能は、熱伝導率「λ(ラムダ)」と熱抵抗値「R(アール)」で表されます。
熱伝導率とは物質における熱の伝わりやすさを表す値で、その値が小さいほど熱が伝わりにくい(=断熱性能が良い)材料といえます。
また材料の厚みに関係なくその材質によって決まります。
この熱伝導率の単位はW/mKで表され、材料の両面に1℃の温度差がある時、1mの厚みの材料の中を、
1時間でどの程度の熱量が通過するかを表しています。
また、断熱材は、この熱伝導率の数字によって上記左図のように6段階に分けられています。
右図はその他材料の熱伝導率です。