今回は、住宅に関する各種制度の一部をご紹介したいと思います。
№1.住宅性能評価制度
住宅性能評価制度は、国に登録された第三者機関が行う評価制度です。
10分野32項目にわたり、住宅の性能を等級や数値でわかりやすく分類します。
設計段階の「設計住宅性能評価」と建設段階の「建設住宅性能評価」の2種類があります。
№2.既存住宅評価制度
既存住宅(中古住宅)を対象とした住宅性能表示制度です。「外壁等のひび割れ」や「床の傾き」、「壁や天井の漏水跡」等を確認する現況調査を行います。劣化等の状況を把握しやすいように、検査結果に基づいた総合的な判定も行います。住宅の現況や性能が分かり、中古住宅の売買や修繕・維持管理に役立ちます。
№3.ホルムアルデヒド発散区分表示
ホルムアルデヒドを発散する建築材料は、発散量に応じて「第1種」から「規制対象外」までの4つの段階に区分されます。ホルムアルデヒドの発散量が最も少ない「規制対象外(F☆☆☆☆)」は、使用面積に制限がありませんが、「第2種(F☆☆)」・第3種(F☆☆☆)」は使用面積に制限があり、「第1種(F☆)」は使用禁止となっています。
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