今回のコラムは前回からの続きで、「地鎮祭」についてお届けさせて頂きます。
神式の一般的な地鎮祭の流れは
修祓（しゅばつ） →降神（こうしん） →献饌（けんせん）→祝詞奏上（のりとそうじょう） →四方祓（しほうはらい） →地鎮（じちん）
→玉串奉奠（たまぐしほうてん） →撤饌（てっせん） →昇神（しょうしん）
となります。
祝詞奏上や玉串奉奠などは一般的に神社でお祓い等を受ける時等に経験する事もありますが、
あまり他では経験出来ないような内容もあります。
例えば降神と昇神におきましては氏神様を迎える儀式で、神主さんが「オオ～」と声を発して降臨などを告げます。
また地鎮の儀では刈初（かりそめ）、穿初（うがちぞめ）、鍬入（くわいれ）等が行われます。
この際にはお施主様に盛土に鍬を入れてもらうのですが、その際に「エイッ！」という掛け声を３回出していただきます。
なかなか経験出来ない行事ですので、機会があれば参加してみると面白いですよ。
