今回は建物の一番上部分である屋根部分、「垂木」・「野地板」についてお届けします。
「垂木」は屋根の棟木から桁にかけて斜めに取り付けられ、野地板を支えるための下地となる構造材のことです。
木造住宅などにおいて垂木は上棟が終わった後の屋根の最初の下地ともなる重要な構造材です。
次に「野地板」は垂木の上に張る屋根の下地板のことです。
この野地板に防水工事としてアスファルトルーフィングなどを貼り、その上に瓦が敷かれていきます。
野地板には構造用合板が使用されることが一般的です。
一般的に「建前」は前日までに土台や一階床部分を仕上げておき、当日には一階の柱からスタートして
これまでの連載内容部材を順に組んでいく事になります。