「断熱材」そのものの内容についてお話しします。
まず「断熱材」の種類としては、大きく分けるとグラスウールなどのように微細な繊維の間に空気を閉じ込める「繊維系の断熱材」。
発泡スチロールなどのように細かな独立した気泡の中に空気を閉じ込める「発泡系の断熱材」とがあります。
施工方法のお話しの時もそうでしたが、一概にどれが優れているかは単純に比較出来ません。
それぞれの施工方法や使用する部位、厚み等により求める性能値が異なるからです。
あくまで熱伝導率の点での比較をしていきたいと思います。
もっとも一般的に良く知られている「繊維系断熱材」の「グラスウール」は皆さんも名前は聞いたことがあるんではないでしょうか?
具体的な商品名としては上記のようなものが出回っています。
今でも多くの現場で使われている業界のスタンダードではないかと思います。