窓の形状や特徴につて、代表的なものを紹介していきます。
<引き違い窓>
■特徴
様々な大きさがあり、どんな用途や場所でも対応できる、オールマイティな窓。日本では知名度バツグンですが、
輸入窓の場合は、引き違いはあまりなく、片引が一般的です。この方が窓の気密性は上がります。
最大の特徴は、窓を開けた時に場所を取らないこと。面格子をつけたい、シャッターをつけたい、
狭いバルコニーにつけたい、などの要求を楽々クリアーします。
■主な使用場所
リビングなど、庭やバルコニーに出るための掃出し窓として、使われることが多いです。出入りのし易さは、
開き戸よりも高く、バリアフリーにも対応できます。
■通風
正面からの風は受け入れ易いですが、脇を通る風を呼び込むのは苦手です。
通風が必要な夏季は、南風であることが多いので、南側に掃出し窓を設けるのは、通風的にも合理的と言えます。
■メリット
大面積の開口をとれること。開けやすく閉めやすいこと。
出入りができること。バリアフリーに対応すること。
開けた時に、場所を取らないこと。
■デメリット
窓を開けた時に、視線が通ることが最大の弱点です。