WB工法とは、「建築物の通気断熱構造及びこれに用いる通気制御装置」の名称で特許を取得している工法で
(特許第290883号)全国初の「建築基準法施工令20条の7」の規定に適合した工法です。
WBのWとは2重の通気層を指し、Bはブレス(呼吸)を指します。
端的にご説明すると、機械力を極力使わず空気・水(湿気)・木の自然の性質を利用して省エネルギーで
健康的な住環境を実現する工法です。
今回は空気環境に焦点を絞ってお話しさせて頂きます。
壁体内に設けた通気層によって、家自身が呼吸をしているような自然な通気を実現しています。
24時間換気に頼ることなく室内の空気環境を改善し、日本の厳しい気候にも通気をコントロールする事で
快適な住環境を生み出します。
夏の間は通気層の開口部が開くことで通気し、冬は開口部が閉まることにより保温層を作り出し、
断熱性能を高めるので冬も暖かく過ごすことができます。
WB工法の効果を大きく分類しますと
1、空気環境 2、省エネ性能 3、建物の耐久性 に関して優れた性能を発揮します。