屋根から流れ落ちる雨を一身に受け止める雨樋(軒樋)の負担は相当なものです。
雨樋の排水が正常に機能しなければ様々な問題を引き起こす可能性が有り、
破損する前にきちんとメンテナンスを行ってあげることが大切です。
そこで今回は雨樋のメンテナンスについてお話します。
■雨樋の材質
雨樋の材質は様々で、個性のある素材が揃っています。
現在は軽くて安価な塩化ビニールの雨樋が最も普及しています。
ただ、雨風や紫外線の影響で劣化しやすいというデメリットを持っています。
■雨樋の形状
雨樋の形状は半丸型(丸型)と箱型(角型)という二種のどちらかを選ぶことがほとんどです。
■雨樋の点検
雨樋は放っておくと落ち葉などのゴミが溜まってしまうため、点検の際はゴミ詰まりもチェックしましょう。そのままにしておくと排水が上手く行かず雨水が溢れだす可能性があるので掃除は定期的に行う必要があります。
- 雨樋の点検作業や掃除はどうしても高所になるため、梯子などを使う必要があります。
梯子をかけるときは支持金具を避けるようにしてそっと体重をかけてください。
正常な雨樋でしたら梯子をかけた程度では壊れません。後ろに反るような
不安定な体制だと落下して怪我をしてしまう危険性があるのでお気を付けください。
- あからさまにボロボロで負荷がかかると壊れてしまいそうな雨樋は梯子をかけるのも
危険です。劣化が酷い雨樋はすぐにでも修理をしなければいけない場合があるため、
そんな時は、弊社まで気軽に御相談下さい。