【注文住宅の窓】
ペアガラス(複層ガラス)の中空層の中に入れるガスとして、一般的には「乾燥空気」が使用されていますが、
他に「アルゴンガス」や「クリプトンガス」などもあります。
クリプトンガスの方がアルゴンガスよりも性能が高いのですが、まだ高価なため、普及していません。なお、[空気 < アルゴンガス < クリプトンガス < 真空]と右に行くほど性能が高くなります。
また、ペアガラス(複層ガラス)では、特殊な金属膜を中間層側のガラス表面に貼り付けたLow-Eガラスもよく採用されます。赤外線を反射するためのもので、これによって室内の暖かさを外に逃がしにくくしたり、外の暑さを部屋の中に入れにくくする効果があります。金属膜を外側の窓に貼るのか、部屋側に貼るのかによって遮熱タイプと熱逃げ防止タイプに分かれます。