住まいとは、居住空間である家だけではなく、庭やエクステリアの屋外空間と合わさって構成されます。
住宅と庭を切り離さず、融合させてデザインすることで心地のよい空間ができ、豊かな暮らしが生まれます。
1回目はオープンなエクステリアについて、お話します。
【オープンスタイル】
一般的にオープン外構と呼ばれるものは、敷地の境界線に門扉やフェンス等を設けない解放的な
エクステリアプランのことです。
欧米などでよく見られるプランですが芝生や草花、低い樹木などを植え、境界を示すなど道行く人々に
植栽をたのしんでもらえるようなく工夫をする場合もあります。
<メリット>
解放的で、狭い敷地でも広々感じられる。
コストが抑えられる。
不穏な動きがあれば分かりやすいので防犯対策になっている。
<デメリット>
子供のボール遊びや野良犬のフンなどのトラブルが起きやすい。
簡単に敷地内に侵入されやすい。
幼いお子様がいらっしゃる場合、道路への急な飛び出しなどの恐れがあるので交通量の多い道路に接している場合は、
注意が必要。