今回は、建物を長持ちさせるのに必要不可欠な防水工事についてお話します。
①目的
防水工事の主な目的は、雨漏りを防止し、建物を長持ちさせることです。定期的な防水工事は、結果的に費用を抑える
ことができるだけでなく、資産価値の維持にも役立ちます。
②時期
防水工事には様々な種類がありますが、一般的な防水工事の寿命は8年~20年程度と言われています。目視で判断する
場合には、【ひびわれ】や【すきま】の有無を確認することも有効です。例えば、外壁の目地の部分やバルコニーの床
に【ひびわれ】や【すきま】がある場合は、防水工事を検討するタイミングです。
③方法
防水工事の方法は箇所ごとに様々ありますが、外壁は塗装や目地部分のシーリング材の打ち直し、屋根は葺き替え工事
や既存の屋根の上に新しい屋根を被せる工事(通称カバー工法)、バルコニーは既存の防水層の上に防水材料を塗布す
る方法やシート状の防水材料を貼る方法等があります。