■ トラブルになりやすい「特約」は納得できるまで話し合いを
契約書などに書かれている特約事項はしっかりと確認し、疑問点や納得できない内容は貸主と話し合って、
納得した上で契約を結びましょう。
また、入居時の物件の状態を確認し、記録しておくことも大切です。
キズや汚れの有無を把握しておけば、退去時の原状回復にまつわるトラブルを防ぐことにつながるのです。
入居時と退去時の状況を比較するために、貸主が立ち合いの上でキズや汚れの箇所を確認して、
確認リストも作成しておくのがおすすめです。
■ 入居中はマナーを守って連絡はこまめに
入居中に住まいの修繕が必要になった場合は、貸主や管理会社などに早めに連絡し、対応を相談しましょう。
時間がたってからでは、経年変化により修繕が必要になったのか、通常使用によるものなのか、原因が判断しにくくなります。
■ 退去時の物件確認はしっかりと、部屋はきれいに!
明け渡しの時には、粗大ごみや不要な家具を置いていってはいけません。
ゴミを残した場合は、撤去費用などを敷金から差し引かれることがあります。
経年変化や通常使用の損耗は貸主の負担が原則ですが、契約書の“特約”で何か原状回復についての取り決めがなされている
場合にはその限りではありません。
入居時に作成した確認書と比較しながら、物件確認はしっかり行いましょう。