今回は、仕上げ材に【漆喰】や【珪藻土】を使ったリフォームの効能等についてお話します。
1.漆喰、珪藻土の良さ
まず、漆喰、珪藻土双方とも優れた調湿性能を持ちます。調湿性能とは、室内の空気を適度な湿度
に保ってくれる働きのことです。その他にも、消臭、断熱性能等があります。
2.漆喰、珪藻土の違い
最も大きな違いは原料の違いです。漆喰は消石灰、珪藻土は植物性プランクトンの化石からできて
います。これにより、性質の違いが生じます。
漆喰の主成分である消石灰は、空気中の二酸化炭素に反応して固まりますが、珪藻土にはそのよう
な固まる力はありません。その為、珪藻土を施工するにあたっては、固化材を混ぜる必要が生じま
す。そこで重要になってくるのが、珪藻土自体の含有率です。
また、珪藻土の方が、漆喰よりも高い調湿性能を持っています。
3.施工日数
お部屋の状況や広さによって変わりますが、クロスの上から施工が可能な商品であれば、
漆喰、珪藻土共、1部屋のリフォームで1~2日程度の工事期間です。
ビニールクロスの張替え工事の施工日数と変わりません!
4.価格
ビニールクロスよりも高価にはなりますが、
張替えの必要性が低いので、長い目で考えると価格以上の価値はありますよ!