前回までは地盤の調査方法等についてご紹介させて頂きましたが、
実際の調査後、計画基礎に対して地盤補強が必要であると認められた場合は、その対策を検討しなければなりません。
支持地盤の深さによって基礎の形状やさまざまな地盤補強工事が検討されますが、
良好な地盤(基礎直下に良好な耐力を有する)である場合には「直接基礎(布基礎・ベタ基礎)」が選択されます。
その他の地盤補強の一般的な工法としては、・表層地盤改良工法・湿式柱状改良工法・RCパイル工法・小口径鋼管工法などがあります。
N値:地盤の固さを示す値で、数字が大きいほど地盤は固く締まった地盤といえます。
SWS試験では、25㎏、50㎏、75㎏、100㎏の4種類のおもりを25㎝掘り下げるのにハンドルを何回転させたかによって決まる数値に、
土質(砂質・礫質・粘性土など)の係数を乗じて算出します。