注文住宅|家を建てるときに、決めるべきこと。その優先順位とポイントを解説│ 注文住宅のアイビス

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注文住宅|家を建てるときに、決めるべきこと。その優先順位とポイントを解説

注文住宅|家を建てるときに、決めるべきこと。その優先順位とポイントを解説

「家を買うぞ!家を建てるぞ!」と決めた方のほとんどが、一体どこからどう手を着けていけばよいのか、分からないようです。
なかでも注文住宅の場合は、最初から土地が付いて建物も完成されている建売住宅とは違い、すべてをイチから作り上げていくので尚更です。
完成させるまでに決めるべきことがたくさんあるので、全体の流れを理解し、事前に一つひとつ決めておくことが大切です。
この記事では、家を建てるまでに決めるべきこと、その優先順位と決め方について解説します。
理想のマイホームを建てるために、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 1.家を建てるときに、事前に決めるべき3つのこと
  1. 注文住宅を建てる時の優先順位
  2. ①予算について決めること| 家づくりの最優先事項
  3. ▽注文住宅に必要な費用とは
  4. ▽予算の決め方とポイント
  5. ②土地選びについて決めること|あとから変更できない重要事項
  6. ▽立地条件の考え方
  7. ▽土地選びのポイント
  8. ➂家づくりについて決めること|家族みんなで決める間取り
  9. ▽間取りを決める際のポイント
  10. ▽間取りを決める手順
  1. 2.この記事のまとめ

1. 家を建てるときに、事前に決めるべき3つのこと

家を建てるときに、事前に決めるべき3つのこと

家を建てると決めたなら、事前に決めておくべきポイントが、大きく分けて3つあります。
その3つのポイントとは、①予算、②土地、➂家づくり に関するもので、ここでは、その優先順位とそれぞれに決めるべき内容について解説します。

注文住宅を建てる時の優先順位

注文住宅を建てる場合には、建売住宅と比べて、決めなければならないことが、予算・土地・家づくりと幅広く多岐にわたります。
そのため、決めるべきことに優先順位を付けて、整理して考えていくことが大切。
優先順位には、それぞれを取り巻く環境や諸事情によって考え方が異なることもありますが、一般的には、次の通りに設定するのが基本となります。

1. 予算 について
2. 土地 について
3. 家づくりについて

注文住宅を建てる際には、誰しも「理想のマイホーム」を夢見て、細部に至るまでこだわりが尽きません。
理想を追い求めるあまり、現実的な予算を大きく超えたプランを立ててしまいやすいものなのです。
理想だけで家づくりのプランを立ててしまうと、あとから何度もプラン変更を余儀なくされることになるので、現実的な視点でプランを進めるために予算計画を明確に立てていきます。

また、土地を購入しなければならない場合には、やはり予算に応じた土地の選び方をする必要があり、その土地によって建てられる住宅の条件も異なります。
そのため、なるべく早い段階で土地の購入についても決めなければなりません。

そして、そのあとに、建物そのものや間取りについて決めていくようにすれば、計画が行ったり来たりすることなく進められます。

①予算について決めること| 家づくりの最優先事項

①予算について決めること| 家づくりの最優先事項

予算を決めることは、注文住宅を建てる上で最優先事項です。
予算計画を立てる場合には、「土地をする購入するための予算」と、「住宅を建てるための予算」の2つについて決めます。
また、住宅ローンを利用する場合には、以下のような項目について決める必要があります。

・頭金について
・返済する期間と方法、金利について
・借入先について

住宅ローンについては、具体的な人生設計をもとに、様々な事情を考慮して、借入額や返済期間を慎重に決めなければなりません。

▽注文住宅に必要な費用とは

注文住宅を建てるために必要な費用は、「A.土地に関する費用」 「B.建物に関する費用」 「C.諸費用」の3つに分けられます。

A. 土地に関する費用

・土地購入費
・地盤調査費
・地盤改良費

住宅を建てるために土地を購入した場合、土地そのものの購入費用のほかに、その土地が住宅を建てるのに適している状態なのかどうかを調べる地盤調査を行う必要があります。
そして、土地の状態や建てる住宅の構造によっては、さらに地盤改良が必要になります。

B. 建物に関する費用

・建物の本体工事費
・付帯工事費
・別途工事費

建物に関する費用には、建物を建築するための「本体工事費」、水道やガスなどの付帯設備を設置するための「付帯工事費」、そして、外構建築などに関する「別途工事費」があります。

C. 諸費用

・各種税金
・保険料や住宅ローン手数料など

諸費用には、不動産取得税や固定資産税などの「各種税金」のほか、保険料や住宅ローン手数料などの類に加えて、地鎮祭や上棟祭を行う場合の費用などがあります。

▽予算の決め方とポイント

注文住宅を建てる予算を決める際には、以下のような手順で進めていくとスムーズです。

① 自己資金額を決める
② 住宅ローンの借入金額を決める
➂ 土地に関する費用を決める
➃ 住宅の購入限度額を算出する

①自己資金+②住宅ローンの借入金額-③土地に関する費用 = ④住宅建築費の限度額

「住宅に必要な費用」は、①自己資金と②住宅ローンの借入金額の合計で決められます。
まずは、頭金としてどれだけ用意できるのかを決め、住宅ローンの借入限度額と合わせて計画を立てていきましょう。

② 土地選びについて決めること|あとから変更できない重要事項

② 土地選びについて決めること|あとから変更できない重要事項

予算計画に目途が立てば、次は土地について決めていきます。
「理想のマイホーム」を実現するためには、建物だけではなく、土地についてもよく見定めなければなりません。
具体的には、「理想とする土地の立地条件」と「土地の購入予算」を決める必要があります。
ここでは、立地条件の考え方と土地選びのポイントについて解説していきます。

▽立地条件の考え方

立地条件の考え方は、価値観や家族のライフスタイルによって、それぞれ大きく異なります。
暮らしやすさや利便性など、どのポイントを重視するのかによって判断が異なるものの、一般的には、以下のようなポイントから決めていくことになります。

・治安や地域性について
・子育てや教育環境としての適性
・周辺の商業施設へのアクセス
・最寄り駅までのアクセス(通勤や通学の利便性)
・近隣の建物や施設の状況
・将来的な住環境の変化の見通し

家を建てる際の立地条件に対する考え方には、その土地に長く住み続けること、あるいは、建物と土地が資産となることなど、長い目で見た評価方法が必要になります。
そのため、地域性や再開発計画の有無など将来的な環境の変化にも注意しておかなければなりません。

▽土地選びのポイント

土地選びのポイントは、「①土地の形状」 「②方角」 「➂地盤」の3点をチェックすることです。

①土地の形状は、三角地や台形などよりも、正方形や長方形といった形に整えられている方が、住宅を建てる際に設計がしやすくなります。

②方角は、日当たりに大きく影響します。そのため、間取りを決める際は、日当たりの良い位置にリビングやベランダ・バルコニーを配置するのがセオリーになっています。
実際に住みはじめてからは、日当たりの良し悪しが、住み心地に大きく関わってくるので、土地の方角はとても大切なポイントになります。

③地盤については、ハザードマップなどで災害リスクを確認する必要があります。
近年は大雨や洪水、地震などの自然災害が頻発しているので、専門家に調査を依頼するのもよいでしょう。

③ 家づくりについて決めること|家族みんなで決める間取り

③ 家づくりについて決めること|家族みんなで決める間取り

予算と土地について決めたところで、ようやく家づくり(建物部分)について決めていくことになります。
家づくりについては、次のポイントについて決めておく必要があります。

・理想の外観イメージや間取り
・住宅に求める性能
・建築施工会社の選定
・完成までのスケジュール

外観や間取りを決めていく際には、一緒に暮らす家族の意見を取り入れることが大切です。
カタログやチラシなどで理想に近いモデル事例を見つけて、それらを見ながら具体的な話をすると、お互いにイメージしやすく、話し合いもスムーズに進みます。

▽間取りを決める際のポイント

間取りを決める際に気をつけたいポイントが3つあります。

①家族の意見を取り入れること
②生活しやすい動線をイメージすること
③ゾーニングをすること

①家族の意見を取り入れること

間取りを決める際には、必ず一緒に生活する家族の意見を取り入れましょう。
それぞれに重視したいポイントが異なるのは当然のことなので、なるべくチラシや web サイトなどで見つけた施工事例をもとに具体的な話をすることが大切です。

②生活しやすい動線をイメージすること

図面を用いて実際に生活するシーンをイメージしながら、家事や生活がしやすい動線を決めましょう。
もちろん、家族みんなで話し合いながら決めることが重要です。

③ゾーニングをすること

間取りを決める際の重要なポイントとして外せないのが「ゾーニング」です。
ゾーニングとは、家の中を用途や機能ごとに大きく分けて配置していく方法です。
例えば、「家族が集うリビング・ダイニングのゾーン」や「水回りのゾーン」、「寝室などプライベートなゾーン」というように、まずはゾーニングで分けることで、間取りを決める際に大きく失敗することを防げるのです。

▽間取りを決める手順

間取りを決める際には、次のような手順で進めていくと、手戻りすることなくスムーズにまとめられます。

①大まかにゾーニングをする
②各部屋の配置を決める
③将来的なライフスタイルやライフステージの変化を想像してチェックをする
④収納スペースを確保する
⑤ドアや窓の位置・大きさ・高さを決める

まずは家の中を大まかに区切ってから、次にそれぞれの細部を決めていく、という考え方です。
あとから全体の間取りを変更することは大変ですが、細部の変更は比較的対応しやすいのです。

2. この記事のまとめ

2. この記事のまとめ

今回は、「家を建てるぞ!」と決めたら、家を建てるまでに決めるべきこと、その優先順位と決め方について解説してきました。
決めるべきことは大きく分けて3つあり、優先する順に、①予算について ②土地について ③家づくり(建物部分)について、それぞれ計画していくことが大切。
建物部分の間取りについては、一緒に住む家族の意見を取り入れながら、全体を大まかにゾーニングすることから細部へと順に決めていくと手戻りすることなく、スムーズに話が進んでいきます。

注文住宅を建てる場合は、建売住宅を購入するのと比べて、決めるべきことややるべきことが多岐にわたるので、全体の流れを理解し、整理して進めていきましょう。
ぜひこの記事を参考にして、理想のマイホームを手に入れてください。

どうしても家族間だけでは話が上手くまとまらない場合には、私たちのようなプロの専門家にお気軽にご相談ください。

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