家族みんなが健康で、長生きできる家に。
夏に涼しく、冬は暖かい断熱性能の高い家は、家族の健康を維持するための大事な器です。
現在、健康に不安がなくても、家は20年、30年と住み続けるもの。今、小さな子どものため、
いつか高齢となる自分のために、健康を害さない家づくりを目指したいですね。
一時的に断熱工事のコストがかかっても、光熱費のランニングコスト減や、病院にかからないことでの
医療費削減や、さらには健康保険などの公的負担減を考えると、十二分に回収できます。
部屋間の温度差が少ない家なら体もよく動き、歳をとっても元気で活動的に過ごせます。
断熱性能の高い家は、家族が健康で長生きできる家なのです。
身体活動と心血管起因の累積死亡率を調査したもの。
最も不活発な群は、最も活発な群に比べ死亡率が約3倍!
(出典:伊香賀俊治ほか:健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価,日本建築学会環境系論文集,2011.8)
断熱工事にかけた100万円は、断熱性能を上げたことで享受される
様々なメリットからその投資を回収することができる。
まずは光熱費削減というメリット。主に断熱性能向上でエアコンの
稼働が抑えられるが、そこで削減できた電気料金を換算すると、
投資した100万円は29年間で回収可能。
また、断熱性能向上が様々な疾病予防につながって
医療費を削減できた場合、その年数は光熱費削減メリットの
29年よりも13年も早い16年になる。
医療費の削減は健康保険などの公的負担の削減にもつながるが、
その健康保険料を支払うのは私たちであるので、
公的負担減はすなわち私たちの負担減につながり、このメリットを
加算すると、さらに5年ほど早い、11年での回収が可能といえる。