洗面台リフォームのポイント

1. point1洗面台の使用用途を考える

   

   リフォームする場所によって、選ぶ洗面台は異なります。手洗いや洗顔、歯磨きなどをする洗面台と、身だしなみを整えることができる洗面化粧台では、必要とするスペースも異なります。まずはどこに、どのような機能を持った洗面台を設置したいのかを考えましょう。 また、使用用途によってはシンクの広さや高さも重要なポイントになります。家族が全員楽な姿勢で使える洗面台を選ぶことが大切です。

2. point2設置の際にスペースがあるか、生活動線を乱さないか確認する

   

   リフォームの際には、洗面台そのものの機能やデザインだけではなく、洗面室全体の生活動線を考えることが大切です。お風呂や洗濯機、収納などに隣接して洗面台を設置したい場合は、設置場所の奥行きや間口は十分にあるかを確認しましょう。そして、どのような位置取りをすれば動線がスムーズになるかを考えた上で、洗面台のサイズを選ぶことが大切です。想像だけでは分からないこともあるため、経験豊富なリフォーム業者に相談することをおすすめします。

洗面台リフォームの種類

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  カウンターの上に洗面器を据え置くタイプを指します。スタイリッシュで高級感があり、現在トレンドのスタイルです。洗面器の大きさによってカウンターの高さを微調整し、家族が使いやすい高さに設定することができます。洗面器も、すり鉢型やスクエア型など好みに合わせて豊富な種類から選ぶことができ、デザイン面でもこだわることができます。

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  カウンターの下から固定するタイプの洗面器です。カウンターと洗面器の間に段差がないため、カウンターの上部が水などで汚れても、さっと拭くだけ。お手入れが非常に楽です。また、カウンターの上がすっきりとして、見た目にもスマートです。ただ、洗面器とカウンターに継ぎ目があるため、部分的に汚れやすくなるというデメリットがあります。

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  穴を開けたカウンターの上からはめ込むように設置するタイプの洗面器です。カウンターと洗面器の素材・配色の組み合わせや、洗面器の縁のデザインなどにこだわることで、オリジナリティのある洗面台を作ることができます。ただし、カウンターに段差が生まれるため、お手入れのしやすさは、段差のないアンダーカウンター型よりは劣ります。

担当者から

洗面台は、使用年数が長くなるほど水漏れやひび割れなどのトラブルが起きやすくなります。一度水漏れなどが起こってしまうと対応が大変になるので、設置してから20年以上経過した洗面台は、リフォームを検討したほうが良いでしょう。 機能やデザイン、お手入れのしやすさや使いやすさ、動線、用途に合ったサイズなど、選択のポイントは多岐にわたります。さらに、省エネ性能に優れたタイプなど、洗面台も進化を続けています。専門家に相談しながらトータルに判断することをおすすめします。

施工担当者 工藤 真由樹

洗面台リフォームについてよくある質問

• リフォームのタイミングは？

  洗面台にヒビが入ったり、水漏れが発生したり、栓をしても水が漏れたり、といった故障が見られる場合は取り替えのタイミングです。また、洗面台の耐用年数は約20年〜30年と言われています。突然トラブルが起こることもあるので、20年以上が経過したら交換を検討したほうがいいでしょう。

• 洗面室が狭いのですが、収納を設置することはできますか？

  収納棚は、洗面の横に並べるだけでなく、鏡の上に組み込むタイプの洗面台もあります。現地調査の上、どんな収納を作ることができるかプランをご提案しますので、まずはご相談ください。

• 洗面ボウルのお手入れ方法を教えてください。

  軽い汚れは、水でぬらした柔らかいスポンジで拭き取ってください。落ちにくい汚れはお風呂用の合成洗剤やハンドソープをつけてこすると落ちます。陶器の洗面ボウルは、硬いスポンジや研磨剤を使うと傷が付き、汚れが入り込んでしまうことがあるので使わないようにしてください。